「ラーメンは体に悪い」──そんなイメージ、誰しも一度は耳にしたことがあるはず。
高カロリー・高塩分・栄養バランスの偏りなど、健康を気にする人にとって、ラーメンは“避けるべき食べ物”と語られることが多い。
でも、本当にそうなのでしょうか?
今回は毎日ラーメンをすすり続けるYouTuber SUSURUの人間ドックに密着!そのヤバくて洒落になってない結果は・・・?
ラーメンは体に悪いって本当?毎日食べても大丈夫?栄養面から見る懸念点

ラーメンは美味しくて満足感も高い一方で、健康を気にする人からは「体に悪い」と敬遠されがちです。
SUSURUもラーメン屋さんにラーメンは不健康だと言われることもあるそうです。
ここでは、その理由を栄養面から具体的に解説していきます。
塩分量が多い
ラーメン1杯に含まれる食塩相当量は平均6〜8g。
これは、厚生労働省が推奨する1日の塩分摂取目標である男性7.5g未満・女性6.5g未満にほぼ匹敵します。
特に問題なのは、スープを飲み干すことで塩分摂取量が一気に跳ね上がる点。
これが毎日続くと、以下のようなリスクが高まります。
- 高血圧
- 心疾患(心筋梗塞・狭心症など)
- 腎機能障害
つまり、「スープを飲む量を減らすだけでも、ラーメンの健康リスクは大きく下げられる」ということです。
脂質とカロリーの過多
ラーメンは麺・スープ・トッピングの構成上、高カロリー・高脂質になりやすい食べ物です。
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塩ラーメン | 426kcal |
醤油ラーメン | 432kcal |
とんこつラーメン | 456kcal |
味噌ラーメン | 540kcal |
つけ麺 | 595kcal |
二郎系ラーメン | 1500kcal |
これらに含まれる脂質は、特に動物性脂肪が多く、摂りすぎると以下のような健康リスクが指摘されています。
- 肥満・内臓脂肪の増加
- 高コレステロール血症(LDLコレステロール上昇)
- 動脈硬化や心血管疾患のリスク増加
特に夜遅くのラーメンは、エネルギー消費が少ない時間帯のため、脂肪として蓄積されやすくなります。
栄養バランスの偏り
ラーメンの主な栄養源は、炭水化物(麺)と脂質(スープ・チャーシュー)。
一方で、ビタミン類・ミネラル・食物繊維といった“体調を整える微量栄養素”が不足しやすいのが大きな課題です。
この偏りが続くと、
- 便秘や肌荒れ
- 疲労感や代謝低下
- 免疫力の低下
など、日常生活への影響も出てきます。
ラーメンだけで食事を完結させるのではなく、野菜やタンパク質を補う意識が重要です。
ラーメンを健康的に楽しむには?体に優しいラーメンの食べ方を紹介
ラーメンが大好きだけど健康が気になる!そんな人にこそ知ってほしいのが、「ラーメンを体に優しく楽しむ食べ方」です。食べ方を工夫すれば、ラーメンは罪悪感なく、日常の楽しみとして取り入れることができます。
ここでは、ラーメンを健康的に楽しむための具体的なポイントを紹介します。
スープは飲み干さない
ラーメンを食べるとき、つい最後までスープを飲み干してしまう人も多いかもしれません。
しかし、スープこそがラーメンの中で最も塩分・脂質を多く含む部分であり、健康を意識するうえで最も注意すべきポイントでもあります。
実際にSUSURUも健康管理のためにスープは飲み干さないことを習慣にしています。
ラーメンのスープは美味しさの核ではありますが、必要以上に飲まなくても満足感は得られます。「味わって満足したら残す」という選択が、ラーメンとの付き合いを長く続けるためのカギになります。
トッピングで栄養バランスを補う
ラーメンはどうしても炭水化物と脂質に偏りやすい食べ物ですが、ちょっとしたトッピングの工夫で栄養バランスを整えることができます。
たとえば、もやしやキャベツなどの野菜を追加すれば、ビタミンや食物繊維を補うことができ、腸内環境の改善や満腹感の向上にもつながります。
煮卵やチャーシューなどのたんぱく質源も、量を調整しながら取り入れれば、筋肉や代謝を支える栄養素として効果的です
そのほか、海苔やほうれん草を加えれば鉄分やミネラルの摂取にも役立ちます。ラーメンを“メインの食事”として楽しむなら、こうしたトッピングを活用して、単品で終わらせずに一食としてのバランスを意識することが、健康的なラーメン生活の第一歩です。
食べる頻度・タイミングをコントロールする
ラーメンを健康的に楽しむためには、どれだけ食べるか、いつ食べるかという“頻度とタイミング”のコントロールも欠かせません。
例えば、毎日のようにラーメンを食べる場合でも、昼に食べる日を中心にして夜遅くのラーメンを避けるだけで、脂肪の蓄積リスクを抑えることができます。
また、1日3食すべてラーメンという極端な食生活ではなく、「週に何回まで」「この日は野菜中心」など、他の食事とのバランスを取ることも大切です。
SUSURUも、ラーメンを食べた日の他の食事は控えめにしたり、運動やサウナで体調を整えるなど自分なりのリズムを持って継続しています。好きなものを無理に我慢するのではなく、体調と相談しながら“どう付き合うか”を意識することが、健康と美味しさを両立させる秘訣です。
ラーメンの種類を選ぶ
ラーメンを健康的に楽しむためには、どんな種類のラーメンを選ぶかも非常に重要です。
こってりした豚骨ラーメンや背脂系は脂質やカロリーが高くなりがちなので、頻繁に食べるにはやや不向きです。
一方で、鶏ガラや魚介ベースのあっさり系ラーメン、塩ラーメン、野菜たっぷりのタンメンなどは、比較的カロリーや塩分が控えめで体への負担も少なめです。
また、最近では全粒粉麺や低糖質麺を使った“健康志向ラーメン”を提供する店も増えており、そういった選択肢をうまく取り入れることで、より安心してラーメンライフを楽しむことができます。
毎回ガッツリ系を選ぶのではなく、その日の体調や前後の食事内容に合わせて種類を選ぶことが、健康維持の大きなポイントになります。
運動や代謝を意識した生活習慣を意識する
ラーメンを日常的に楽しむうえで、運動や代謝を意識した生活習慣を取り入れることも欠かせません。
例えばラーメンを食べた後に軽いウォーキングを取り入れたり、階段を使うようにしたりするだけでも、余分なカロリーの消費に効果があります。
また、代謝を高めるためには睡眠や入浴、サウナなども有効で、SUSURUは日常的にサウナやパーソナルジムを活用してコンディションを整えています。
運動が苦手という方でも、日常の中で少しずつ「動く」「温める」「休む」を意識することで、ラーメンを美味しく食べながら健康を保つ土台が作れます。
食べたあとに“帳尻を合わせる”のではなく、普段から体の状態を整えておくことが、長くラーメンと付き合うための秘訣です。
SUSURUが年に1回の人間ドックを受診!お世話になった春日クリニックさんとは?

春日クリニックさんは、東京都文京区にある人間ドック・健康診断専門の医療施設です。
都営三田線・大江戸線「春日駅」から徒歩すぐとアクセスも良好で、胃カメラやCT、MRIなどの検査設備も充実しています。
医療体制・清潔感・スタッフ対応に定評のある施設です。健康診断を受けたい方や、信頼できる人間ドックを探している方におすすめのクリニックです!
毎日ラーメン健康生活は体に悪い?SUSURUの人間ドックの結果は・・・?

検査から1か月後、ついに人間ドックの結果が届きました!
1年でかなりの量のラーメンを食べているSUSURUですがその結果とは・・・

脂質や血圧はA判定だったものの、肥満度や肝機能はB判定、尿検査はD判定という結果に。
今回心配なのは再検査になった尿一般、身体計測のほうはちょい肥満というところなので気を付けていかないとなと思った結果に。
ちなみにチャル蔵は脂質がDで再検査になっていました!
年齢を重ねるにつれて不安なところが出てくるので皆さんも油断せず検査を受けるようにしましょう。

後日SUSURUは再検査に行きましたが、異常はなかったという結果に!
最後に
ラーメンは体に悪いと言われがちですが、実際には食べ方や生活習慣次第で、十分に健康と両立できる楽しみの一つです。
今回のSUSURUの人間ドックでも、完全に健康!とはいきませんでしたが、大きな異常はなく、普段の工夫やリズム作りが功を奏していることが分かりました。
大切なのは、好きだからこそ無理なく付き合うこと。
スープを残す、野菜をプラスする、種類を選ぶ、そして運動や休息を意識する。これらを実践すれば、ラーメンは決して罪深い存在ではありません。
ラーメンを愛するみなさんも、ぜひ体調と相談しながら、これからも美味しく楽しくすすり続けましょう!
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