今回は知る人ぞ知る、「自作ラーメン研究会」の会長である神田武郎さん(@jisakuramen )が作った家系ラーメンのレシピをSUSURU WEB.編集部が紹介します!
スーパーで買える食材で最強の家系ラーメンを2時間作れるレシピなので、ぜひ皆さん真似してみてくださいね!
1時間で非乳化系二郎系ラーメンを作る方法はこちらで紹介しています。

自作ラーメン研究会さんとは?

自作ラーメン研究会さんは5200人もの会員がいる自分でラーメンを作る【自作ラーメン】を研究するグループです!
自作ラーメンの楽しさ、面白さ、自宅でラーメンを作ることを日本の文化としてより多くの人に知ってもらい広めるために、自作ラーメンを作られる方の情報発信・交換の場とすることを目的としています。
実際にFacebookではそれぞれが自作のラーメンの写真やレシピを投稿して盛り上がっているコミュニティです!
【家系ラーメンレシピ】必要な材料や作り方とは?
- 豚バラ肉 700g
- 濃口醤油 160㏄
- 味覇 30g
- 水 1200㏄
- スライス餅 4枚
- 低脂肪乳 200㏄
- 鶏皮 300g
- 市販の太麺
- ほうれん草
- 焼き海苔
- 白ネギ
- ニンニク
- ニラ
- おろしニンニク
チャーシューとスープのつくり方

今回は700~800gの豚バラブロックを用意しました!

できる限りしっかりまくことで崩れにくくなります。

2重に巻く際に斜めでクロスするように巻くことでしっかりまくことができます。

フライパンに載せる際は、脂のほうから焼いていきましょう!
焼くことで香ばしさが出るだけでなく、肉のうまみを閉じ込めることができます。

焦げ目がつくまで常に強火でしっかり焼いていきましょう。

この際に豚バラの脂身をした側にしておくとより仕上がりが良くなります。

ブラバラを焼いたフライパンに残っている脂や肉のうまみを活用していきます。
ここに濃口醬油を160cc、味覇30gを入れていき、火をかけて一回とかしましょう。

溶かしたスープの素をチャーシューの入った炊飯器に移します。


実際にお皿に上げた様子がこちら。

焼いたときは焦げていましたが、その焦げは全部スープに入っておりチャーシューはいい具合になっております。

チャーシューが冷めたら糸を解いてカットしていきます。

中火~強火で火にかけていきましょう。

ここに、低脂肪乳200ccを投入して乳化を促進していきます。

また、1食分当たり1枚にスライス餅を入れていきましょう。今回はスープが4食分なので4枚入れます。
このままスライス餅が溶けるまで煮詰めていきましょう。

お餅が溶けない場合は泡だて器などを使って溶かしていきます。

実際に作ったスープはこんな感じです。
味見をして、醬油や水で味の濃さを調整していきましょう。

最後にスープの仕上げとしてうま味調味料を数振りして完成です!
鶏油のつくり方

今回は使用するどんぶりを使います。

1枚だと脂の跳ね返りで穴が開く可能性があるので2枚にしています。

鶏皮には油も含まれますが、水分も含まれています。今回使いたいのは油だけのため、水分を逃せるように穴をあけます!

あんまり長くやりすぎて焦げてしまう可能性もあるので注意しながら温めていきましょう。


これは20分ほどレンチンした様子で、だいぶ鶏油が出ているのがわかります!
こうなったらもう5分レンチンしていきます。

レンチンが完了した鶏油の様子がこちら!
今回は500Wで25分加熱しました!
トッピングの用意

家系といえばほうれん草!
今回は固めでゆでて水にさらし、適当なサイズに切りましょう。

その後、家系っぽくギュッと水けを絞っておきます。


ニンニクの辛みを抑えるために、すったニンニクと同じくらいの量のニンニクペーストを入れていきます。

続いて、適量のニラをかなり細かく刻んでいき、ニンニクの器にニラを混ぜ合わせていきます。

これにより行者ニンニクのようになっております!
麺の用意



今回は平打ち面にしたいが、市販の麺は切り口が正方形になっています。
そのため、常温にして麺が柔らかい状態にし、手で押して平打ち面ぽくしていきます。

ゆでている間に盛り付けの準備をしていきましょう。

まずは切ったネギをひとつかみと、鶏油を大さじ1杯どんぶりに入れます。

そこにスープを350ccいれます。

ゆであがった麺をざるに上げてしっかり湯切りし、丼に入れていきます。

チャーシューなどトッピングを乗せて完成です!
実際に作った家系ラーメンをSUSURUが実食!

こちらが、自作ラーメン研究会さんの家系ラーメンです!
表面に自家製鶏油の浮いたスープは紛うことなき家系色をしており、2時間以内で完成したとは到底思えない本格的なビジュアル!
香ばしい香りを放つチャーシューや前代未聞の手押し麺も仕上がりが楽しみすぎますよってことで、早速いただきましょう!
まずはとろみのあるスープから!

醤油感もしっかりしておりキレのある感じでびっくりするくらいおいしいです!

続いて史上初の手押し麺をすする!
本当にお店に来ていると思うほどおいしく、豚とか鶏とかの複雑なうまみが入り込んだ旨味を感じます!

続いてしっかり焼き目を付けたチャーシューを一口。香ばしいにおいとモチモチとした食感がおいしい!
味変に自作ラーメン研究会特製の行者ニンニク風のニラニンをいれていきます!

少し溶きながら食べると、破壊力がすごい!!!
2時間で作ったとは思えないくらいの深みがあるラーメンでした!
最後に
今回は「自作ラーメン研究会」に潜入して会長である神田武郎さんに家系ラーメンの作り方を教えていただきました!
動画ではその他、喜多方ラーメンと名古屋の名物の台湾ラーメンの作り方も紹介していますのでぜひ見てみてくださいね!
今回の内容が皆さんのラーメンライフが豊かにする一助になれば幸いです!
最後までご覧いただきありがとうございました!
また次回の記事でお会いしましょう!
コメント