【タナカ ロボ】30年勤めた仕事を辞めラーメン屋へ転職‥ラーメン好きの店主さんがたどり着いた究極の引き算ラーメン。をすする SUSURU TV.第2707回

ずるずる、どーもー!SUSURUでーす!今日はSUSURUが訪れるのは第2707回目の実況。「タナカロボ」さんです。こちらでは注文制で、特に推薦される鯛煮干しの塩そばと新登場のタナカブラックを注文しました。

「タナカロボ」さんの店主は、元々30年間にわたりカメラマンをしていたものの、ラーメン店を開くという夢を追い求めました。そんな彼の食べ歩き歴はなんと25年に及びます。

そして修行を積むために選んだのが、東京でも有名な「クソ柴崎亭」。一見すると、麺の取扱いや厨房内での流れそのものが柴崎亭譲りの淀みのない動きだとわかります。

遂に登場したのが鯛煮干しの塩そば。スープは油がほぼ浮かんでおらず、その淡麗なスープからは鯛の香りがふんわりと広がり、食欲をそそります。麺は見事に整えられた麺線が美しい。

そしてその上に添えられた大きな肉も印象的です。 まずはスープから一口。香りが広がる鯛の風味がガツンと感じられ、店主さんが語る「ディープなマニアでも食べたことのない味わい」を体感しました。

塩味も岩塩のみのシンプルなもので、調整が引き算の美学になっています。旨味を探し求める過程が楽しく、食べ進めるごとに美味しさが深まっていきます。 そして次にはその美しい麺を頂きます。

ツルツルでしなやかな麺がスープと一緒に口の中へと溶け込んでいきます。パンチの利いたラーメンが増える中、このような繊細な味わいは新鮮です。 そしてそこに青ネギを絡めて一口。

また違った味わいが広がります。そして気になるあの大きな肉、それはなんとソーキ。チャーシューではなく、こちらが選ばれているのも面白い。

ソーキを頂きながらラーメンを進めると、動物系の旨味が広がり、より深みが増します。最後にひと口頂くと、感謝の気持ちでいっぱいに。鯛煮干しの塩そばは絶品でした。 次に訪れたのはタナカブラック。

コショウをふんだんに使ったビジュアルが印象的です。大根おろしとカイワレがアクセントになり、見た目にも美味しそうです。 スープを一口飲むと、コショウの風味が口の中に広がります。

そしてその奥にはシビレを感じさせる花椒が。そうしてまた麺に手が伸びていきます。ツルツルとした麺がたっぷりのスープと一緒に口の中に広がり、コショウの裏打ちする辛さが効いています。

その中に清涼感をもたらす大根おろしとカイワレが絶妙なバランスを保ちます。 ソーキもこちらにもトッピングされていて、コショウが肉の旨味を引き立てています。

コショウの辛さに刺激されつつも、味の深みに感心しながら、大満足の完食です。

「タナカロボ」さんで頂いたラーメンは、店主さんがそこに込めた技と情熱が伝わる美味しさでした。それではまた次回お会いしましょう!ごっそれー!


店名タナカ ロボ
住所東京都世田谷区桜3丁目8−15
営業時間11時00分~16時00分
月曜日、火曜日、定休日
食べログhttps://tabelog.com/tokyo/A1317/A131709/13247096/
Googleマップhttps://www.google.co.jp/maps/place/タナカ ロボ
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